寶来温泉は、高雄の北東、南部横貫公路上にある最大の温泉町です。周辺はあちこちで温泉が湧く場所があり、頭温泉や不老温泉、青山温泉など、小さな温泉地がぽつぽつとありますが、そのハブ的な存在でもあります。 大きな温泉街といっても、公路の両側に飲食店や宿が並んでいるだけ、特に観光する場所や大きな娯楽施設はなく、自然の中でのんびりするための長閑な温泉地です。そんな寶来温泉にある芳農温泉渡假山荘は、比較的新しい庶民的リゾートホテルです。 ![]() |
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左: 温泉街の様子 庶民的な食堂や、地元の人向けの普通の商店などが並んでいます。栄えている部分は、端から端まで歩いても10分位でしょうか。後は、町外れのあちこちに旅館がぽつぽつと点在しています。 |
![]() | ![]() | そんな温泉街の通り沿いに芳農温泉渡假山荘はあります。 |
写真上左: 山荘外観。台湾版、国民宿舎といった感じでしょうか。ホテル棟とロッジ、川沿いにお風呂があります。 写真上右: ロビーはとてもきれいで、隣にレストランもありました。 |
![]() | ロビーで入浴料を払って外にでて、川の方へ階段を下りていくと、ホテルより一段下がった所に露天風呂があります。 (写真奥が川、手前木の後ろに丸いプールが見えるでしょうか) 丸いタイル張りのプール風の浴槽とその横に脱衣場かわりのトイレとサウナ小屋、周りにはデッキチェアが並んでいます。 |
![]() | 屋根付きの露天風呂はもちろん混浴、水着+キャップが必須です。 全体的にぬるめでまさにプールといった感じ。丸い大きな浴槽の中が3つに分かれていて、41℃、38℃、24℃の温度差があります。41℃とはあったけど、どう考えても39℃くらい。かなりのんびり入らないと夜は温まらない感じがしました。 | |
お湯は無色透明、弱酸性の炭酸泉だということですが、あまり個性のないお湯でした。温かい浴槽にはジェット、中温浴槽には打たせ湯がついています。 |
![]() | ![]() | ここの売りは、雰囲気のよい家族風呂です。 室内でのんびり体を洗ったり、しっかりと熱い湯で温まりたい時はこっちがおすすめです。 写真左: 玉砂利のひいてある庭園風なエリアに、貸切の湯屋が並んでいます。なんとも和風な雰囲気。 |
写真上右: 中はアジアン風、川側に開けた内風呂で、横にちょっとした椅子がおいてありました。とてもキレイ、最近見た家族風呂の中では1番です。 ムーディーなのでカップルが多いかと思いきや、家族でわいわい入っている子供の声が聞こえてきて、なんともほのぼの。いいお風呂です。 |
![]() | おまけ 宿泊はホテルだけでなく、ログハウス風のロッジにも宿泊できます。 安くグループで泊まるにはいいかな、と思ったのですがホテルの部屋は2人部屋3300元(≒11550円)、このログハウスは2人用4500元、4人用5800元(≒20300円)です。1人5000円と思えばまあまあでしょうか。夜はライトが雰囲気ありました。 |
![]() | ![]() | おまけ: その他この周辺の温泉宿を紹介 ← 鴻来温泉渡假山荘 (こうらいおんせんとかさんそう) |
地球の歩き方にものっている、通り沿いのホテルです。シングルルーム3500元~(≒12250円)、ツインが4800元~で、温泉プールとお風呂があります。 |
![]() | ↑この隣には、鉅鹿温泉山荘があり、1泊600元~泊まれます。2人用のコテージは2500元とお安いですが、ちゃんと湯屋もあり、川を眺められる湯屋は芳農温泉渡假山荘の湯屋と似た雰囲気で2人用560元~。 ← ちょっと道を横に入った所にある国蘭温泉山荘、川側ではないですが、なかなか雰囲気があります。 入ってはないですが、ここのお風呂も悪くはなさそうです。2人部屋1500元~、ログハウス2000元(≒7000円)~と雰囲気の割とリーズナブルでした。 |