HOME |  SITE MAP | CONTACT

不老温泉山荘 : heavenly-spring.com

不老温泉山荘

不老温泉山荘
不老温泉は、高雄の北東、南部横貫公路周辺の西南部温泉密集地区にある山間の渓流沿い、丘の上にある温泉地です。
比較的アクセスしやすい温泉で、高雄から駅横、国光客運ターミナルの後ろにある高雄客運バスターミナルから同じく有名温泉地の寶来へ。寶来からは133号線を不老温泉方面へ車で10分ほど、タクシーで15分ほどで着きます。
長閑な山の中腹に、ぽつぽつと旅館が並ぶ温泉地で、特に温泉街はなく、娯楽施設もないので、ひたすら温泉に入ってのんびりするだけ。ドライブ中の日帰り利用も多いようです。
そんな中の老舗旅館、不老温泉山荘は、名前からして渋い温泉旅館を想像していたのですが、実際はコテージ風のカジュアルな雰囲気、やはり日帰り客を意識した造りになっていました。不老温泉の他の旅館紹介はこちらへ

★★★☆
★★★☆
★★★
★★★
★★★☆

高雄縣六龜郷新發村新開路82號
07-679-1888
URL :  http://www.pu-lao.com.tw/
入浴料金 :  250元(≒875円)
行き方: 高雄から駅横、国光客運ターミナルの後ろにある高雄客運バスターミナルから寶来へ。一日6本出ています。(6:15、7:20、9:20、11:10、13:20、15:20発)寶来からは133号線を不老温泉方面へ車で10分ほど、ここはバスがないので、タクシーで15分ほどで着きます。もしくは、同じ高雄ターミナルから、六亀行きバスで終点六亀へ。(6:20、8:20、10:20、12:20、14:20、16:20、17:20、18:20、19:20、20:20の1日10本でています)そこからタクシーでもやや距離がありますが行く事ができます。
私は寶来から歩いて行きました。タクシーがなかなかいないし、風景も見たかったし、地図で見たら5キロほどなので1時間半で着くな、という換算です。
左: 途中の渓流沿い、高台にある道からの眺めは最高!なのですが、熱帯の台湾南部、天気のよい昼間に1時間歩くのは結構大変で汗が出すぎて脱水症で倒れるかと思いました。
で、結局ヒッチハイク。軽トラの荷台に乗せてもらった時は風が気持ちよくて眺めもよく最高でした。(写真右)
写真左: やっと到着した不老温泉のメインストリート
133号沿いに数軒の温泉宿が並んでいます。
入口だけ、一見にぎやかそうですが、お土産ややレストランといったものはほとんどありませんでした。
不老温泉山荘は、県道沿いに建つ開業35年の老舗温泉旅館です。
日本の不老不死温泉の看板となんとなくイメージのかぶる、木製の看板が目印です。
ログハウス調のコテージ風宿泊棟やレストラン、カフェなどもある庶民的な施設ですが、ほどよい中級さが居心地のよい感じです。(ちなみに、宿泊は2人用部屋が2700元≒9500円~です)
日帰り入浴は250元、平日の昼間でまだ誰も入っていなかったのを、快くおじさんが開けてくれました。
タオルを渡されて更衣室(というかシャワーブース、写真左)で水着に着替えます。
この金額でタオル付きというのは嬉しかったのですが、この更衣スペースが狭くてトイレと一緒、そして男女一緒だったのはちょっと残念でした。(シャワーブースで着替えるのは一般的ですが、普通は男女別になっています)また、パウダースペースは別にあって、ドライヤーも置いてありました。
温泉プールは、高温44℃・中温39℃・低温(水風呂24℃)の温泉浴槽と泳ぐ用のプール、赤外線サウナ(50℃位)がありました。

広々した檜造りの浴槽は気持ちよく、お湯は中性(PH7.3)の炭酸泉でお肌つるつる感がありました。泉温は48℃、飲む事もでき、炭酸の気が抜けた味で確かに炭酸泉でした。
プールサイドにはデッキチェアが並び、ややリゾーティ。眺めがいいわけではないですが、広々雰囲気はよいです。
台湾の定番、打たせ湯やジャグジーもついていて、お気に入りは床から泡がぼこぼこでてくるタイプ(右)。ここで体を温めて、水風呂入っての繰り返しは本当に極楽気分でした。

以上、シンプルな施設ながら、いいお湯とのんびり空間が気持ちよい、お勧め温泉宿でした。不老温泉の他の旅館紹介はこちらへ
おまけ: 貸切個室風呂の様子(パンフレットより)
なぜか、台湾ではなぜか部屋風呂で樽風呂をよく見かけます。

余談ですが、台湾では、裸を見せることに抵抗のある人も多く、大浴場よりbulao_couple_210_150.jpg個室風呂が一般的ですが、個室風呂は日本と同様、ある意味カップルのデート場所というような微妙な雰囲気もあります。もちろん家族や友達同士で利用する人もいるのですが、場所によっては個室にベッドが付いていたり、明らかにご休憩?みたいな。大概の宿の個室風呂は24時間営業だったりするし、1人で温泉に入るってのはちょっと奇妙に映っているようです。