温泉地テコパは、ネバダとの州境に近いカリフォルニア南東部、乾燥した平原が広がる中にぽつっとある小さな町です。特に観光地化されているわけでもなく、ちょっとした集落とモーテルが数軒ある位で、正直ちょっと寂れた雰囲気が漂っていて、わざわざ外から人が来るような町ではありません。 そんな小さな町には、公共浴場や、温泉プール付のInnなどもありますが、町の外れには、荒野の中にぽつっと小さな野天風呂がありました。 ![]() |
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![]() | テコパの町外れにある、その名の通り、砂漠にぽつっとある池(desert pond)のような温泉です。目印は、大きな1本椰子の木です。 何しろ眺めがよいのと、秘湯っぽい感じに見えて実は町からすぐの所(約1マイルほど)にあるので、かなりお勧めな温泉です。ただ、温度はやや低め、36~37℃ほど、冬はちょっぴり寒いかもしれません。 |
![]() | タブに入っている所 誰もいなかったので、水着なしで入浴。(ここはClothing Optionalなので、水着でも裸でもOKです) 360度見渡せる眺めが開放的で素晴らしいし、横のパームツリーが雰囲気だしてます。 お湯は透明、湯船はお風呂好きなボランティアの人たちがせっせと作ったコンクリ造。絨毯が横に敷いてあったり、各人が持ち寄って作った感が素敵です。 |
![]() | おまけですが、テコパの町には露天泥風呂もある!と聞いて探してみたのですが、多分ここらへんだけど・・・と言う所まで行って(写真)どこだか分かりませんでした。おまけに平野で風も強く寒かったので、ここで泥風呂に入って汚れたままどうしよう・・・と言うのもあり、これ以上探すのをやめました。水浴びしてすぐ泥を落とせる季節になったら、是非見つけてみたいお風呂です。 ちなみにここらへんの泥は本当にやわらかくて歩くのが大変、やたら白いのは塩だと思います。むにゅむにゅしてなんとも不思議な歩き心地でした。 |