ドルミティーナスパは、新橋にあるサウナ店アスティルが作った女性専用スパです。新橋駅から徒歩3分、とっても便利な場所にあります。 お風呂やスパ、レストランが入った温浴施設は、都会型の他施設のように、朝10~12時のみが閉店で深夜営業もしています。女性専用ということもあり、気軽に女性が夜をすごせる貴重な施設です。 女性用施設ということで、スパのメニューもこだわったものがあり、施設も清潔、新橋という場所のイメージとはいい意味で離れた印象の施設でした。 |
|
左: 施設の入っているビル外観 サウナ施設が昔からあったのですが、2005年6月から女性エリアが専用スパに生まれ変わりました。入口は普通のビル、男性サウナと一緒でよくある雑居ビルのような感じですが、女性フロアは入口からとってもエレガント。このギャップが嬉しいです。 コースは昼の2時間2,000円、5時間滞在3,000円とあり、宿泊なら(正式には宿泊ではないのでステイコースという名前ですが)は平日4,700円、土日が4,000円となっています。週末より平日が高いのはビジネス街という土地柄で面白いなと思いました。 |
エレガントなフロント前。 入口はヨーロピアンテイストのようでいて、中はシンプルモダン。従業員さんたちはアジアンテイストな巻きスカートをはいていました。あまり統一感がないかなとは思いましたが、女性が好むテイストをうまくあわせた感じでしょうか。 |
お風呂もとっても女性向けな造り、石でヨーロピアンな雰囲気に出来上がっています。 | ||
お風呂は、普通の浴槽と微粒泡の白濁浴槽、水風呂と足風呂(写真右)、サウナはフィンランドとスチームの2つです。 | ||
洗い場ブースも大理石を使ってあってきれい。足湯も1人づつ利用できてお湯も代えられる形なのは温浴施設では珍しいと思いました。フィンランドサウナは、数分おきに自動ロウリュウ(蒸気で温度を上げる)を起こすような仕組みがありました。また、タオルが使い放題なのも親切だなあと思いました。 お風呂以外のスペースとしては、おしゃれなつくりのパウダールーム(写真下左)や、熱帯魚が泳ぐカフェレストラン(写真下右)、スパエリア、レストエリアがあります。 |
パウダールームは何に使うかはわからないですが、各ブースに大理石のまな板のような物が敷いてあったり、床から照明があたっていたり、なんとも優雅な感じ。一人一人ブースになって柔かい手触りのチェアがまた素敵です。 レストランは、普通のカフェメニューと、スパキュイジーヌ系の高級メニューの2つがありました。スパキュイジーヌは有機野菜にこだわったスープなどがあるのですが、頼んだ1500円のスープは、びっくりするほど量が少なくて野菜が3切れ透明なスープに浮かんでいるだけ。ジュースも天然とはいえ一杯1400円とかあってびっくり。まずくはなかったですが、高級レストラン並な価格はどうかな、と思いました。 また、マッサージは、下の階のサウナで熟練したおばさんがやってくれて、かなり上手で嬉しかったです。スパメニューも色々あるので、また次回、ここのスペシャルメニューなど試してみたいと思いました。 |
左: レストランの水槽。 ニモ(クマノミ)とかエビとか熱帯魚がいっぱいでぼーっと見ているだけで癒されます。 | ||
右: 休憩室の様子。 TV付きリクライニングソファが20席弱、足りない場合は空いているスペースにマットをひいて寝ます。 ここも夜中の2時3時に混みだすようで、私が夜1時に寝たときはまだ空きがあったのに、朝起きたら満席+床で寝ている人がいて、都会ってすごいなーと思いました。マッサージのおばさんに聞いたところ、編集系やプロダクション系の人が多いのでは、とのこと。意外に水商売系な人は少なく、真面目なOLさん的な女性が多かったです。 施設自体は1フロアでそれほど広くはないのですが、逆にこじんまりとした隠れ家というか、都会にあるちょっとしたお休み空間というか、何よりもきれいな設備に満足な施設でした。(あとはコスメセットさえあれば、突然のお泊りもできるのに!) 女性専用で駅近くにあって、ふと休憩したい、もしくは終電がなくなって帰る気力もないお疲れOLにはおすすめしたい、なかなか素敵な施設です。もちろん名前のとおり(ドルミティーナというのは眠りdormirからきていると思われます)、空いている昼間に優雅にお昼寝利用できれば、それはそれでリラックス。とにかく女性には嬉しい温浴施設でした。 <2005.6> |