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ゆーシティーは、蒲田駅よりすぐの街中にある地元民憩いの温泉銭湯です。 駅からは徒歩5分ほど、住宅地に馴染んだ普通の小型マンションの中にあり、普通の銭湯のイメージとはちょっと違った外観です。 入口は2階（1階はマンション入口）、建物内でなく、ポーチに下駄箱が並んでいます。中に入ると番台があって、銭湯金額で入れました。東京都銭湯組合の共通回数券も売っています。 中にはちょっとした畳の休憩室兼宴会場があって、カラオケ好きの常連さんがいたり、歌手が来るキャンペーンなども行っているそうです。 |
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マンション内故に、縦方向の移動でお風呂に向かいます。 浴室内は、よくあるタイル張り銭湯風で、浴槽が高低差のある造りで5種類ありました。それぞれの浴槽は2,3人用の小さなものですが、ジャグジー2種類、座湯、電気湯、水風呂とそれぞれ個性があるのが嬉しかったです。電気風呂はかなり強力だし、ジャグジーもしっかり圧力がありました。 また、サウナはフィンランドサウナ（高温）がありました（別料金）。 内湯はみな白湯ですが、露天風呂が黒湯です。露天といっても、壁に囲まれ天井の一部が開いているかなーという造りなので、外気が入る内風呂といった感じで、露天風呂を期待しているとがっかりするかもしれません。そんな石造りの浴槽と横には打たせ湯がありました。 |
| 黒湯は透明度5ｃｍほどのかなり濃いお湯なので、足元どころか手元も全く見えません。地下120ｍより汲み上げており、軽い塩味のするぽかぽかと温まりやすいお湯でした。（黒湯とは、大昔ここら辺が海だった頃に貯まった海草類の化石（泥）がお湯に溶けたものです） | |
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写真上左： 内湯の様子。小さいながらも沢山浴槽があります。 写真上右： 黒湯露天風呂、足元が見えないので要注意。 それにしても、一緒に露天に入っていたおばさんは大森から通ってくると言っていたし、ここの濃い黒湯ファンは結構いるようです。銭湯金額でこれに入れる地元住民はうらやましい、とつくづく思いました。 | ||
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写真上左： 宴会場兼休憩室兼軽食コーナー お風呂の後は、3階の休憩所で皆さん歌いまくり。演歌が常に響きまくっていました。 写真上右： その横にはマッサージルームもあり、のぞいてみたら、自動マッサージチェアが2台、その横に整体用のベッドが1台ぽん、と置いてあるだけでした。 ちょっと味気ないマッサージルームですが、窓が大きな造りは気持ちよくて、ついついマッサージチェアでまったりしてしまいました。（休憩所の方が演歌がうるさすぎて休めない、という事情もありこちらで休憩です） 以上、蒲田住民の憩いの銭湯、ゆーシティーでした。べたな造りで感動はなかったですが、銭湯金額であのお風呂を使えるなら十分納得だなと思いました。 <2006.2> | ||
