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東鳴子温泉 高友旅館 : heavenly-spring.com

東鳴子温泉 高友旅館

東鳴子温泉 高友旅館
高友旅館は、鳴子温泉の中の唯一の「黒湯」をはじめとした4種類の源泉があることで知られる旅館です。
鳴子温泉は、福島県の飯坂温泉、宮城県の秋保温泉とともに奥州三名湯に数えられ、2007年、旅の手帖による「青春18きっぷでいく温泉番付」で「東の横綱」に認定されたという実力派の温泉です。東京から電車でのアクセスもよく、それでいてこれだけの泉質を持っていながら、意外に知名度は低めなこの温泉地、これからもっと人気が出るのでは、と勝手に思っています。

★★★☆
★★★★☆
★★★★
★★
★★★

玉造郡鳴子町鷲ノ巣18 鳴子御殿湯駅徒歩5分
0229-83-3170
URL :  http://www.kuroyu.jp
入浴料金 :  500円
行き方: 電車ならJR鳴子御殿湯駅から徒歩3分、車なら東北自動車道・古川ICから47号線で約50分です。
1. 2.
1: 話題の黒湯、大浴場は混浴になっています。
2: 大浴場の横を仕切ったように、女性用の小さな黒湯浴槽もあります。
   そこにいた蛙と思われるもの、泉質のせいか、あちこちコーティングされています。
東鳴子にあって独特の泉質をもつ高友旅館には、湯治場としての面影が残る自炊部があります。
有名な黒湯は、黒湯といっても黒くはなくて、独特のやや緑っぽい茶色の湯で含重曹-硫黄泉。油分が入っている所が珍しいと聞いていたのですが、多少匂いがする程度で油は浮いてませんでした(当たり前か)。それにしても、独特の香りととろみ、不思議な温泉です。

3. 4.
3: 大浴場横の女性用内湯。ほぼ貸切で黒湯を堪能できました。
4: 重曹硫化水素泉の「ラムネ風呂(女性用)」
黒湯のほかには、重曹硫化水素泉の「ラムネ風呂」「ひょうたん風呂」、含土類-重曹泉の「プール風呂」「もみじ風呂」、貸切湯もあります。
それぞれは古さを感じる小さな浴室にあって、湯治の宿を実感できます。ラムネ風呂は、黒湯とまったく違う透明な湯でさらっとしていました。成分表はこちらへ。
とにかく珍しい湯を比べなら入ることができる、泉質にこだわる人にはかなりたまらない宿だと思いました。