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高湯温泉は、福島から山を登ったところにある、400年の歴史ある温泉地で、その湯の硫黄成分濃度の高さで知られています。緑豊かな山腹に10軒ほどの旅館が点在している温泉地で、いわゆる温泉街や繁華街はない、アクセスが良いながらも秘湯ムードの漂う温泉です。 旅館、玉子湯は、そんな高湯温泉の入り口にあり、130年そのままの形をとどめている茅葺が有名なお宿です。ここの硫黄泉に入ると肌が玉子のようになめらかになることと、香りがゆで玉子ににているとのことで、玉子湯と名付けられたそうです。 |
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1： 玉子湯の眺め、緑の中に湯小屋「玉子湯」が見えます。 2： 湯小屋内、木造の鄙びた造りは、昔の湯治の風景が思い浮かべられるような雰囲気です。 |
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玉子湯は、茅葺の湯小屋と野趣ある露天が有名なお宿です。温泉は、加水加温なしの天然100％の硫黄泉、つるつる玉子肌になるいい香りの湯です。お風呂は大浴場と露天、歴史ある外風呂、湯小屋にある玉子湯がありました。
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3： 女性用露天、すばらしい眺めですが、他にもうひとつ露天がありました。 4： 雪の日の玉子湯。旅館から出て外にあります。 |
| 温泉は、PH2.8の強酸性、硫黄泉です。白濁のお湯は、酸が強いのですが、特にぴりぴりした感じはなく、滑らかな肌触りでした。 成分表はこちらへ 歴史ある玉子湯は、昔の湯治場そのまま、瞑想するのにとてもいい雰囲気なのですが、浴槽が小さいのでちょっと混みあうこともありました。また、よくあるホテルの大浴場のようなタイル張りの新しい内湯もあるので、雰囲気は外で味わって、実際体を洗ったりするのは内湯で、という感じでした。 以上、きれいなお湯と昔ながらの湯屋が趣のある素適なお宿でした。人気のためか、ちょっと混みあうこともあったので、出来れば空いている時期にのんびりと泊まりに行くといいと思います。とにかく湧いたまま天然100％の温泉にこだわっている所は素晴らしく、これからもそうあってほしいとつくづく思いました。 |
