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白鳥山温泉 喜楽苑 : heavenly-spring.com

白鳥山温泉 喜楽苑

白鳥山温泉 喜楽苑
白鳥山温泉は、いわき湯本温泉の奥座敷として知られる、少し山を登った所にある自然に囲まれた温泉郷です。
すぐ近くにJRAが運営するサラブレッドの療養施設、馬用の温泉があり、競走馬がその足の疲れを癒すことでも知られています。
ここには2軒旅館があり、喜楽苑ともう一軒は白鳥温泉、春木屋です(すぐ横にあるのに、片方は白鳥山温泉、もう片方は白鳥温泉となっています)。
地名の由来はそのままですが、白い鳥が傷を癒していたことからめ命名されたそうです。

★★★☆
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いわき市常陸白鳥町勝丘
0246-43-2227
URL :  http://www.ryokan-kirakuen.com/
入浴料金 :  1500円
行き方: 電車ならJRの湯本駅からタクシーで10分ほど、車なら磐越自動車道、湯本ICから5分ほどです。
1. 2.

1: 中庭と客室棟。客室数は17とのことですが、敷地やロビーは広々して隠れ宿という感じではないです。
2: 湯治用薬湯のある内湯、手すり付の深い湯治用浴槽が右側に見えます。
趣ある和風宿、フロントやロビーは新しいながらも古い和風の良さがでていて、どことなく落ち着く雰囲気です。
中庭には鯉が泳ぐ池がありました。とにかく静かだなあ、というのが印象です。
ちなみに、秘湯を守る会の会員宿ですが、正直秘湯っぽさはあまり感じませんでした。意外に浴室などが新しい造りだったからでしょうか、秘湯宿を期待していくとちょっと違うかもしれません。

3. 4. 5.

3: 内湯横にある露天風呂、森を眺めながら入れます。
4: 離れにある混浴洞窟風風呂
5: 女湯内湯と奥に見えるのが露天です。緑が見えて小さいながらも開放感のあるお風呂です。
お風呂のお湯はいわき湯本からひいた硫黄泉と、鉱泉、硫黄泉を木炭でこした温泉の3種類があります。どれも無色透明、滑らかな優しい肌触りのお湯でした。
旅館内には、内湯+露天、湯治用内湯(タイルで作られたそれ専用の浴槽で、深くて熱かったです)、混浴の洞穴風露天風呂があり、客室棟から離れた所にある露天風呂は、緑に囲まれた岩風呂で、タイル張りの内湯とは全く違う雰囲気、入口は男女別になっていますが、お風呂で一緒になる混浴です。ちょっと洞窟というには小さな岩のくぼみといった感じで、また結構オープンな混浴なので女性は恥ずかしいかもしれません。(お湯も透明、ついたてのような隠れる場所もないので)

以上、全く趣の違うお風呂が3つもあって、気分によって違った入浴の仕方ができる、色々な使い方が出来る宿だと思いました。ただ、変にきれい過ぎる感じがして、秘湯っぽさを求めるなら、横にある春木屋の方が露天が大きく岩風呂なのでよいかもしれません。
湯本温泉にもいい宿は沢山あるし、お湯はほぼ一緒だし、あえてここを選ぶというのは、周りには何もない常態で静かに療養したい時だろうな、と思います。いまいち、ターゲットが旅行客なのか、湯治客なのか、ピンとこないお宿なのですが、全般的に雰囲気はいいので、何か芯になるアピールポイントがあれば、とこれからも頑張ってほしいでした。