高湯温泉は、福島から山を登ったところにある、400年の歴史ある温泉地で、その湯の硫黄成分濃度の高さで知られています。緑豊かな山腹に10軒ほどの旅館が点在している温泉地で、いわゆる温泉街や繁華街はない、アクセスが良いながらも秘湯ムードの漂う温泉です。 あったか湯は、高湯温泉を流れる湯の川の横、15年4月に新しくできた公共の入浴施設です。源泉から浴槽まで60メートルしかなく、高湯の温泉施設の中で一番源泉に近く、新鮮なお湯を楽しめますが、硫化水素ガス濃度が高いために露天風呂のみになっています。 |
|
1. | 2. |
1: 雪の日の外観、街道沿いにぽつんと建っています。 2: 岩の露天風呂、といっても屋根がかかっているので雨の日でも大丈夫です。 |
比較的新しい施設は、きれいで眺めもよく、源泉に一番近い浴槽のあるお湯のお風呂を楽しめます。また、貸切露天風呂があり、休憩室もあるのでドライブ途中にも便利です。また、最近横にあったか公園という足湯が出来ました。 |
お風呂は2つあって、岩風呂と木の風呂が日によって男女入れ替えになっています。露天風呂としての運営なので、シャワー、石鹸などはなく、体を洗うグッズは持参しないといけません。 お湯は源泉掛け流しで、しかもポンプなどでくみ上げるわけではなく、沸いた所からそのまま自然に流れ込んで、あふれた分はそのまま川にながれていくという本当に自然な形で感動すら覚えます。白っぽいエメラルドグリーンの本当にきれいな色で、新鮮なためか湯の花も非常に細かかったです。 成分表はこちらへ 街道沿いにあってアクセスもよく、気軽な金額で新鮮湯を楽しめる、とても素敵な日帰り温泉でした。 |