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Felsentherme, Bad Gastein, Austria : heavenly-spring.com

Felsentherme, Bad Gastein, Austria

Felsentherme, Bad Gastein, Austria
Bad Gastein (バッドガシュテン)は、Hohe Tauern国立公園内にある中央オーストリアで一番の有名保養地です。
森林の保養地であると同時に温泉地、そしてスキー場として有名でもあり、ザルツブルグやリンツ、ウィーンなどからのアクセスがよく、ユーロシティーも頻繁に止まる便利な場所にあるため、オーストリア人だけでなく、イタリア人、ドイツ人などにもよく利用されています。その歴史は古く、オーストリア女帝エリザベスやドイツ皇帝フリードリヒ・ヴィルヘルム1世などに愛された保養地でもありました。また、中世から利用されていた町の郊外にあるHeilstollen温泉には、キュリー夫人などによってラドンが含まれている事が発見され、ラドン療養も行われるようになりました。

★★★
★★
★★★
★★★☆
★★

Bad Gastein 駅前
(+43) 6434-2223
URL :  http://www.felsentherme.com/
入浴料金 :  17.5euro
行き方: 車なら、ザルツブルグから約1時間、Tauern 高速をBischofshofen方面へ向かい、Gasteinertal出口からB 167号線でつきます。またウィーンからは約2時間ほど。
電車なら、ザルツブルグから1時間半~2時間ほど、毎時1本出ています。
Bad Gasteinの町並み、雪山がきれいです。
オーストリア西部で一番有名な温泉地、ということでやってきたのですが、冬はすっかりスキー場になっています。(夏の観光に力を入れつつも、やはり冬がハイシーズン、スキー客がメインだそうです)
みんな板をもってスキーウェアで町中を歩いているので、普通に温泉に入りに来た私は浮いていました。多分、蔵王に外国人が温泉のためだけにやってきた、ってな感じなのでしょう。
Bad Gasteinの駅前にあって、アクセス徒歩1分の素晴らしい立地条件のテルメ、Felsenbad(Felsentherme)。
近代的な外観を持つ複合温泉施設で、スキー場もすぐ近くにあるので、スポーツ後の利用が多いようですが、昼間もそれなりに人が入っていました。
中には、温泉プールとサウナ、運動用ジム、マッサージコーナー、ちょっとしたレストランなどが入っていて、半日は余裕でのんびり出来る施設です。
沢山のプールがあったのですが、一番眺めがよく、温度もまあまあ(37度くらい)だったのは、露天プールでした。スキー場や雪山を眺めながらの入浴は開放的で気持ちよかったです。

お湯にはラドンやミネラルが含まれていて、毎時数万リットルの湯が、町中に18ヶ所ある源泉(最高温度46℃)から湧き出ているそうです。
屋内の運動用プールと泡の出る露天プール。
どちらも温度は37度、無色透明のなめらか湯です。
イラストがかわいかったサウナ入口の看板。
こちらでは、水着禁止(混浴)、タオルを敷いて入るのが基本です(ドイツやオーストリアではサウナは裸混浴が一般的)。

サウナは90℃、60℃、ミストサウナがありました。また、バッドガシュテンの名物、洞窟塩サウナや日焼けサロンなども新しく出来たそうです。
以上、雪山リゾートの真ん中、駅前にあって、非常に利用しやすい日帰り温泉でした。私が行った2004年以降に名前が FelsenbadからFelsenthermeに変わり、入館料も6euro値上がり、その分新しく洞窟サウナやビューティーセンター(マッサージやペディキュアなどスパ機能)が出来たようです。交通のアクセスが非常に便利な場所なので、旅の途中やもちろんのんびり滞在してスポーツと一緒に利用するのにお勧めの施設でした。 <2004.3>

おまけ情報: 気軽に利用するにはこのFelsenthermeが便利ですが、本格的な温泉ラドン治療をと思ったら、郊外にあるHeilstollenがお勧めです。世界中から治療希望者が集まる、ラドンが充満する洞窟サウナは、基本3~4週間の長期滞在(湯治)用ですが、日帰り利用することもできます(時間と曜日が決まっていていつでも利用できるわけではありません、事前に問合せることをお勧めします)。