クアラルンプールから1時間ちょっとの町に温泉があると聞いて、さっそく行ってみました。ベントン温泉は、KL北にあるBentongの町の外れにある公園のような露天温泉です。 KLのSTAR線TITIWANGSA駅横プクリリン・バスターミナルから、Bentong行きのバスに乗って約1時間(バスは毎時間1本ほどあります)、山の中の小さな町ベントンのバスターミナルに着きます。そこにタクシーのおじちゃんがうようよいるので、「Air Panasに行きたいんだけど」と交渉。温泉はかなり田舎にあって片道だけ乗せてもらっても帰りに困るので、往復+1時間位待ってもらうのをセットで30RM(≒900円)で行ってもらいました。 |
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周りに何もない郊外の公園には、平日の昼間だったせいか、人はほとんど居なくてちょっとさみしい感じでした。タクシーのおじちゃんによると、週末は家族連れで結構にぎわうとのことでした。 緑の中の公園には、プールが2つ、ちょっとした屋根付のベンチがいくつかあるだけで、特にシャワーや着替えるための小屋などはありません。浴槽が整備されているだけで、ほぼ野天と同じようなものです。 |
お湯はややぬるめの36℃ほど、緑色に濁っていますが、これが温泉成分によるものとはちょっと思えない汚さ。。。小さな魚も泳いでいて、ほぼ自然の池化しています。 せっかくきれいなタイル張りプールの形にしているんだから、たまに掃除すればいいのに、見たところ長いこと掃除などしていないような感じでした。 |
ここが足湯だそうですが、ちょっと足をつけるのさえためらわれる藻の生え方。お湯自体はかなりの量湧いている様子で、川のように流れていてきれいなのですが、何しろ浴槽がコケでぬるぬるしていて他にシャワーなどの洗う場所のない公園なので、入浴はかなりつらいです。結局私も足をちょっとつけただけで終えてしまいました。 とにかくお湯はしっかりといい温度なので少しもったいない温泉公園でした。清掃さえされていれば、雰囲気はいい感じの公園なので、ちょっとドライブ中にひと泳ぎ、というのも悪くないと思います。 |