ベトナム観光に外せない大都市、ホーチミン。日本食をはじめ様々な国のレストランが並ぶ国際都市は、同時に癒しの町でもありました。 都市型ホテルスパや、雰囲気あるデイスパ、はたまた中国式按摩屋さんなど、様々な施設が点在するサイゴンですが、どこでも日本に比べると格安な金額でトリートメントを受けることができます。そんなサイゴン、どのスパに行こうか迷う所ですが、最大規模の施設を持ち設備が充実している所と、化粧品でクリニークを使っている、という点に惹かれて、アナムQTスパに行って来ました。 QTスパは、ここサイゴンとハノイに2店舗あるデイスパで、9階建てのビル全体がスパ施設になっていました。各階の内容は、地階はフロント、1Fリフレ、2F美容院、3F女性スパ、4F女性サウナ、5Fジム、6F男性サウナ、7F男性スパ、8FVIPコーナー、 9Fスカイビューレストランがありました。 ![]() |
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1: 落着いた雰囲気のフロントロビー。全館都市型スパらしい、シンプルなアジアンモダンテイストです。 2: 日本人には嬉しいお風呂は、まるで日本のスパにいるような造りでした。 |
サイゴン最大級スパということで、リフレエリアは20シートもあったりしますが、細長いビルなので意外に各階はこじんまりとしていました。 全館シンプルなアジアンテイスト、ベトナムにいることをふと忘れてしまうような、町中の喧騒がうそのように静かなスパには、とにかく色々な施設が詰め込まれているのですが、何よりも嬉しかったのが、サウナが2種とジャグジーが2種(水風呂と温かい湯)あったこと。お風呂感覚で、ここでのんびりしたいところですが、利用時間が20分でとなっていて、30分を越えるとトリートメント時間を削りますと書いてあったのは残念でした。 |
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3: トリートメントルームにはシャワーもついていましたが、ジャグジーが別にあるので使いませんでした。 4: 1階のレセプション。丁寧な応対のお姉さんたちの制服はアオザイ風でした。 5: ビル外観。町中にあって、オレンジ色の長細ビルは見つけやすいです。 |
さて、事前予約もなしにふらっと行って、平日だったからか、待つこともなくすぐ予約が入りました。 まずは、ジャグジーやサウナで体を温めて、トリートメントルームへ。ここで使う化粧品はクリニークで、置いてあるシャンプー類やアメニティなどちゃんとしていました。綿棒などだけでなく、コンタクト液やクリニークの乳液もおいてあったのは嬉しかったです。 トリートメントは、定番のアロママッサージをお願いしましたが、フランス人のセラピストがアロマ技術を教えているとのこと、それなりに満足いく技術でした。ただ、接客は日本に比べると正直いまいち、非常にそっけなかったですが、ベトナムとしては普通の対応だと思います。 また、日本人客も多いようで、公式ウェブも日本語バージョンがあり、日本人スタッフも駐在しているとのこと(ただ、私が行った時はいなかった)。メニューにも、日本式マッサージ、指圧とありました。 セラピストの技術や接客は、それなりの町中レベルなのですが、設備は十分ホテルスパクラスのアナムQTスパ、日本の都市型スパにも似ているので、街中でふと観光疲れを癒すには丁度よいデイスパです。2時間のパッケージでも50ドル以下なので、気軽にスーパー銭湯感覚で利用するのもいいかと思いました。 <2007.3> |