数馬の湯は、奥多摩、桧原町にある96年にオープンした比較的新しい町営の日帰り施設です。 周辺には特に目立った観光スポットもなく、さみしい道路沿いに数馬の湯はありました。近くには、都民の森があり、奥多摩湖からも遠くはないです。 外観は、森の温泉、というキャッチコピーの割に、コンクリの四角い建物でちょっと残念、地元の公民館風という感じです。 中には、お風呂以外にちょっとした売店と食堂(畳敷きのホール、兼休憩所)があるだけのシンプルな施設です。 |
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左: 施設外観 住民センター風の建物を入ると、カウンターがあり、そこでお金を払ってロッカーキーを受け取りました。この立地で800円(3時間限定)でタオルなしはちょっと高めかな、と思いつつ入場です。 地元ローカルな雰囲気かなと想像していたのですが、意外に地元民でない人が多かったのが意外でした(日曜だったからだと思いますが、周辺に特に目立った観光スポットなどはないので)。奥多摩湖などに遊びにいった帰りが多いのでしょうか。 |
お風呂は、都内の標準的な銭湯と同じ位の大きさで、2~6人サイズの内湯タイル浴槽が3つと水風呂、2~3人用サウナと露天風呂(左写真)がありました。洗い場の雰囲気や小さい浴槽は本当に銭湯に来た感じです。ただ、横や天井に窓があって自然光で明るいのはよいなと思いました。 露天風呂も2~3人用、少し緑が見えますが、森を楽しむってほどの雰囲気ではありませんでした。 お湯は、アルカリ性単純泉、PH9のしっかりしたアルカリ性、無色透明でやわらかく肌がつるつるする気持ちよい温泉です。 お湯はしっかりつるつるでよかったのですが、その他は特に普通、人気のある施設だと聞いていたのでちょっと拍子抜けしました。どこか出かけたついでなら寄るのはいいと思いますが、わざわざここを目的に出かけるほどではないかな、と個人的には思いました。 <2006.4> |
おまけ情報 : 数馬の湯をここでも! 秋川渓谷の自然人レースにも数馬の湯が出張してきていました。 毎年春、秋川渓谷の自然の中を走る10kmマラソンの自然人レースは、参加後に自然人風呂を楽しめるのですが、そのお湯は数馬の湯をタンクで運んで、五右衛門風呂状態に下から薪で焚いているのです。 左写真 : 写真は準備中の自然人風呂 | |
下左写真 : 自然人レースは河川敷だけでなく、川の中もずぶずぶと進まなくてはなりません。マラソンは好きじゃないけど、沢登りは好きな私には結構楽しめるレースでした。 写真右 : レース後の自然人風呂、みんなレースの服のまま入浴。五右衛門風呂なので底が熱い!体はきれいにはなりませんが、しっかり温まりました。 |
おまけ情報2: 近場の美味しかったお店 寿庵 忠佐衛門 〔蕎麦・うどん〕 TEL : 042-595-2438 武蔵五日市駅から徒歩5分ほどの街道沿いにある、江戸時代からの歴史ある製麺所+麺屋さん。雰囲気ある門構えにひかれて入ったら、中も素敵なレトロジャパニーズ風で、お蕎麦もしっかり強めで美味しかったです。サイドの一品料理も色々とあって、ちょっと粋な昼ご飯を食べたい時などにいいと思います。 横の店では、生麺などお持ち帰り用の麺もうどんや蕎麦やラーメンまで色々売っていて、お土産に便利。あと裏にある、宴会を行える母屋も大正時代のレトロな和風建築で素敵で、個人的にお気に入りのお店となりました。 |