赤井浜露天風呂は、雲見の海岸沿い国道からちょっと海に降りたところにある無料の露天風呂です。 管理されている露天風呂ではなく、どちらかというと野天に近いそのお風呂はぬるいため、入浴は6月中旬~9月中旬のみとされています(ただ、11月に行った時も十分温かかったです)。 また、特に入口などがあるわけでもないので24時間勝手に入れますが、真っ暗な崖を下りなくてはならないので、天候が悪い場合は懐中電灯などが必要です。 ![]() |
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崖をおりると小さな浜にコンクリ造の建てかけ途中で工事が止まってしまったような、不思議な仮?の脱衣所があり、その奥に岩風呂がひとつあります。ちなみに、一応水着着用ルールがあるようで、混浴です。 これがその露天からの眺め、海沿いの露天は色々あれど、湯面と海がつながって見える所は、わざとそう設計したスパホテルなど数が限られているので、野天でこの眺めは素晴らしいです。実は浴槽は海岸の地面より数メートル高い位置に張り出してできているので(写真下)、入ると浴槽の水面と海面が連続しているような錯覚を覚えるのです。 湯は無色透明の食塩泉、ほどよいぬるめの温度でぼーっと長湯できます。私は残念ながら見ることができなかったのですが、西側に向いているので、きっと夕日が落ちる頃いい景色なのではないでしょうか。 |
写真下左:海岸からお風呂を見上げたところ、しっかりしたコンクリ造です。 お風呂から海を眺める人が見えるでしょうか?そこが浴槽です。 写真下右:どんどんお湯が掛け流されているので、お風呂の下、海辺に石で小さな浴槽、マイ足湯を作って浸ってみました。 | ||
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とにかく素晴らしい眺めの湯ですが、難点は、脱衣所がきれいではなく男女一緒なこと、水着着用ルールがあれど、おじ様たちは裸で入っていてさほど広くはない露天なので、女性にはやや入りにくい所、また夏の海水浴シーズンはプール状態になって混むことでしょうか。それだけ気にならなければ、贅沢な入浴タイムを楽しむ事ができます。 以上、無料で自由に使えて、しかも絶景の露天風呂。是非136号をドライブで通るなら、ちょこっとのぞいてみてはいかがでしょうか。 |
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おまけ情報 : ご近所、松崎の町は、なまこ壁の建物や古い神社など見所があって、ふらっと観光に寄るには面白い町です。私が行った時はちょうど独特なお祭りがやっていて、左はその様子の写真ですが(2つの獅子の頭を「かーみあわせー」と言いながら棒で両方から押してガチっと合わせる)、後ろに見えるのがなまこ壁です。 もひとつおまけ情報!松崎町に行ったら、地魚料理の「さくら」というお店がとても美味しいです。特に鯵がこれでもかってほどご飯にのっている鯵丼はおすすめ、本当にリーズナブルで美味しいお店でした。(0558-43-1532、長八美術館の前にあります) |