赤谷温泉小鹿荘(おじかそう)は、秩父方面に向かう途中の長閑な田舎の一軒宿です。宿の目印でもある、秩父夜祭などをモチーフにした、ぼんぼりが灯る櫓のような「まつり館」では、囲炉裏端でのお食事、宴会などを楽しむ事ができます。 宿の歴史は約130年ほどだと聞きましたが、最近では旅館棟(本館、別館、まつり館)以外に、なんと研修や会議が出来る施設や、体育館、バーベキュー場まで出来たようです。それほど大きな旅館ではないのですが、色々な使い方が出来るようです。 そんな宿の中には、「ほたるの湯」と呼ばれる男女別の内湯と露天風呂が各1つづつと貸切風呂がありました。 ![]() |
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夜は特に趣のある雰囲気(特に前庭のちょうちんの明かりがいい感じ)で、お風呂も気持ちよいお宿でした。 泉質は、アルカリ性泉、無色透明のなめらか湯です。 ![]() |
お風呂は特に広いわけでもなく(定員10名ほど)、内湯と露天が1つづつでしたが混んでいないのでゆったりできました。ただ、「ほたるの湯」は、露天で蛍が見れると聞いて楽しみにしていたのですが、よく見たら電気仕掛けだったのが残念でした。季節によっては本物がいるんだろう、と勝手に納得していましたが、後からウェブを見たら、「蛍風の照明付」と書いてありました。 以上、温泉としては特筆することはないのですが、普通にきれいなお風呂を楽しめ、秩父方面へのアクセスも良いので、アウトドアの拠点や途中の日帰り利用など、使い勝手はよい温泉だと思います。囲炉裏端での宴会も魅力的なので、次回行くとしたら温泉+まつり館で食事コースで行ってみたいと思っています。 <2002/6> |