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箱根太平台温泉 姫の湯 : heavenly-spring.com

箱根太平台温泉 姫の湯

箱根太平台温泉 姫の湯
箱根大平台温泉は、箱根17湯の1つでちょうど箱根山の中腹中央にある温泉地です。温泉の歴史は意外にも新しく、町おこしのために昭和24年地元の有志たちによって温泉を掘り当てたもの。それまでは、箱根細工などを細々と生産する小さな集落だったそうです。
箱根登山鉄道で終点強羅までのちょうど中ごろ、太平台駅で降りると、まさに中腹の町といった感じで山を登るうねった道を中心に町が広がっています。民家と畑と旅館がまじった長閑な道を行くと、歩いてすぐの所に姫の湯はありました。細い道もあるので、駅で案内地図を見てから行くとよいと思います。
入口前には、熱い湯が流れ落ち湯気がもうもうとたっていました。

★★☆
★★★
★★☆
★★★
★★☆
〒250-0405 神奈川県足柄下郡箱根町大平台583
0460-2-2057
URL :  http://www.himenoyu.net/
入浴料金 :  400円
アクセス : 箱根登山鉄道 太平台駅(箱根湯本から約20分)から徒歩5分ほど。駅を背にして左の方向へ進んで行くと方向を示す表示があり、それに従って道なりに進むと駐車場につきます。
1. 2.
1: 小さな公民館的温泉には男女別の内湯が1つづつ。
   正八角形の浴室の中央に、丸いタイル張りの浴槽が1つ。
2: 入口前の源泉の小滝。熱くて湯気がもうもうと。

3: 脱衣所、浴室ともに定員4~5名ほどのコンパクトさ。いつもそれほど混む事はないようです。
4: 姫の湯には、休憩室もあります。お風呂から出たら、1F入口前のロビーか、2階の休憩室を使えます。
   有料ですが、貸切の和室もありました。地元の人が会合などに使うようです。
5: 太平台を歩いていて見つけた素適豪華なホテル!
   あきらかコンペした建築だな、と思っていたら、なんと港区の宿泊施設でした。
    太平台みなと荘(区民保養施設)名前は民宿のようですが、変な旅館よりずっと雰囲気よい建物、
   港区に在住在勤なら7000円前後で泊れます。
   他にも新宿区の施設など、箱根は企業や自治体の保養所が沢山あるので、調べると面白いです。
   にしても、ださださな名前にして税金の無駄遣いを指摘されないような工夫はさすが!
3. 4. 5.

天井が高く、タイル張りできれいな浴槽からは、大きな窓の庭の緑が見えて、露天はないですが、なんとなく開放感が味わえる地味にいい湯だと思いました。
温泉は、弱アルカリ性のナトリウム塩化物泉。無色透明で特に強い個性はないですが、なにしろ熱かった!
源泉温が高く、加水して43℃~44℃にしているそうです(循環あり)。常連のおばあちゃんに、「いつもこんな温度ですか?」と聞くと、「熱いから温泉なの。熱くないと効かないでしょ」と諭されてしまいました。温度といい、客層といい下町の銭湯と同じような感じです。箱根といっても観光客はあまり来ないようです。
以上、静かな町の地元密着銭湯的温泉でした。ほとんど地元利用のようですが、広い和室の休憩室があるので、ドライブ中やアウトドア中に安く体を洗って休憩したい時などは便利だと思います。  <2006.7>