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美崙山温泉山荘 不老温泉 : heavenly-spring.com

美崙山温泉山荘 不老温泉

美崙山温泉山荘 不老温泉
不老温泉は、高雄の北東、南部横貫公路周辺の西南部温泉密集地区にある山間の渓流沿い、丘の上にある温泉地です。
比較的アクセスしやすい温泉で、高雄から駅横、国光客運ターミナルの後ろにある高雄客運バスターミナルから同じく有名温泉地の寶来へ。寶来からは133号線を不老温泉方面へ車で10分ほど、タクシーで15分ほどで着きます。
長閑な山の中腹に、ぽつぽつと旅館が並ぶ温泉地で、特に温泉街はなく、娯楽施設もないので、ひたすら温泉に入ってのんびりするだけ。ドライブ中の日帰り利用も多いようです。
そんな中にあって、露天風呂が良さそうな雰囲気だった美崙山温泉山荘に行ってみました。所謂コンクリート造の温泉ホテルが並ぶ中で、ここはやや南国っぽいリゾート感を売りにしているようです。

★★★☆
★★★☆
★★★★
★★★☆
★★★☆

高雄縣六龜郷新發村新開路86號
07-679-1616
URL :  http://076791616.travel-web.com.tw/
入浴料金 :  350元(≒1225円)
行き方: 高雄から駅横、国光客運ターミナルの後ろにある高雄客運バスターミナルから寶来へ。一日6本出ています。寶来からは133号線を不老温泉方面へ車で10分ほど、ここはバスがないので、タクシーで15分ほどで着きます。もしくは、同じ高雄ターミナルから、六亀行きバスで終点六亀へ。そこからタクシーでもやや距離がありますが行く事ができます。
美崙山温泉山荘は、不老温泉の中、県道133号沿いに建つリゾーティな温泉施設です。
(不老温泉へのバスの時刻は不老温泉山荘に)

不老温泉街には、10軒ほどの温泉宿がありますが、その中でもアジアンリゾート風なコテージが雰囲気よく、またフロントで英語が通じたのでここで入浴する事にしました。
←はフロント棟、これまたログハウス調です。
宿泊は全てコテージ貸切で、2人用が2000元からと意外にリーズナブル。16人用という大型コテージ(2階建て)もあって、色々なグループでも泊まることができます。
フロントでお金を払い(350元)、右の坂を少し登ると、温泉棟がありました。←の温泉棟に入ると受付があって、男女で左右に別れ脱衣場へ入ります。
写真下段左: 女性用脱衣室
靴箱・ロッカー・シャワーブースと洗面台がありました。外の雰囲気と比べるとちょっと汚いのが残念だったのと、たまたまかもしれませんが、タオルがもらえなかったのがちょっと不満でした。350元もとるんだから、それ位は貸してくれよんって感じです。
写真右: 温泉プールエリア
温泉浴槽は、42℃、38℃、18℃の3つと、サウナが2つ(赤外線とスチーム)ありました。
ここもやはり誰もお客がいなくて貸切状態。地方の温泉施設は、どこも平日はこんな感じなようです。のびのびできて嬉しいような、淋しいような。。。


写真左: 岩風呂浴槽にはもちろん打たせ湯・泡ジャグジーが標準装備されています。ここの寝椅子ジャグジーが強力で気持ちよかった!
写真上段右上: 温泉蒸気が噴出す不思議なイスが並んでいました。
木製の椅子の足元とお尻のところから、湯気がもうもうと上がっていて、熱いと感じるほどではなかったですが、韓国のよもぎ蒸しのようでした。
写真上段右下: 眺めのよいデッキに、竹製のビーチベッド風チェアが置いてあってお昼寝に最適。他にも休憩用のテーブルや椅子があったり、のんびりするスペースがあるのは素敵だなと思いました。
岩風呂にはお肌つるつるな炭酸泉がやや掛け流し状態で注がれていました。
無色透明で特に匂いなどもないお湯ですが、なんとなく滑らか。また、3種類の温度差のある浴槽がある所がよくて、まず中温で体を慣らしてから高温→低温を繰り返すというのが気持ちよく何度も往復していました。
壁に温泉の入り方が貼ってあったのですが、そこにも似たような順序が書いてあって、私の入り方も強ち間違ってないんじゃない、と心の中でちょっと嬉しがってみたり。
デッキチェアに座ると、視界いっぱいの空と椰子の木が風にゆられて・・・なんてなんとも台湾というより東南アジアにいるような感じ、トロピカルローカルな雰囲気が素敵な温泉でした。


…その他、入らなかったけど中を見せてもらった不老温泉の温泉宿を2軒紹介します

■長青温泉山荘
場所: 不老温泉街中133号沿い水密温泉館裏の空き地に入って右奥
TEL: 07-679-1167
URL: http://longgreen.ho.ne.tw/
県道から脇に入った空き地の奥に、長青温泉山荘はあります。
← 空き地に入って右手に写真のようなゲートがあるのですぐ分かります。

ゲートやその横に見える受付棟などの様子から、ちょっと裏寂れた施設かな、とあまり期待していかなかったのですが、予想外に露天プールやコテージはまともで悪くない施設でした。
なにより運営しているファミリーが親切で、看板娘さんは英語もちょっとだけ通じました。ここも平日の空いている日は開けていないようで、入浴できませんでしたが、写真だけ撮らせてもらいました。台湾では結構どこでもお風呂を平気で見せてくれます。なんか親切。
写真左: コテージ
林の中にぽつぽつと建つ新しいコテージと、長平屋の湯屋棟がありました。
写真右: 露天温泉
浴槽(プール)は4つ、弱酸性?の炭酸泉(水源温度48℃)で無色透明、PHは7.3で中性です。プール横に赤外線サウナもありました。もちろん貸切風呂もあります。


■水密温泉館
場所: 不老温泉街のちょうど真ん中らへん133号沿い
TEL: 07-679-1581
mail: linshan.weng@msa.hinet.net
水密温泉館は、不老温泉の他施設がコテージ貸しなのに比べて、普通の部屋貸し、ホテルっぽい感じのきれいな施設です。
部屋は洋室・和室(というか和式といってフローリングの上に布団を敷く、台湾ではよくあるタイプの部屋)があって、2人部屋1900元からとリーズナブル。貸切風呂もあります。
温泉プールは、1階フロント横、通り沿いにあって、外からも見える所にあります。(写真のきれいに整備してあるハーブ棚の裏がプールです)
温泉エリアは、特に凝った造りというわけではないですが、普通に打たせ湯やジャグジーがあり、ハーブや花がきれいに植えてある庭が横にあって、洋風ほのぼの女性受けする感じ、写真を見た感じだと、夜もライトアップされて雰囲気よさそうです。
泉質は、不老温泉の他施設同様、無色透明の炭酸泉です。

オーナー家族もほのぼのフレンドリーだし、きれいに掃除されてるっぽいので、お泊りにいい宿ではないかと思いました。