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烏來温泉 露天浴池 : heavenly-spring.com

烏來温泉 露天浴池

烏來温泉 露天浴池
烏來温泉は、台北の東南約28kmほどの山間にある温泉の町です。
台北からバスで1時間ほどで行くことができるアクセスの良さと、自然が豊かなことから、ちょうど箱根のようなイメージと想像するといいと思います。
行き方も簡単、台北駅からも直行バスがあり、またメトロ新店駅前から烏來行きバスでも約30分です。
烏來の川は不思議な緑色で、川沿いに旅館や集合住宅が並んでいます。町の中心に温泉街があり、お土産屋や食堂など、探索も楽しいです。
また、温泉だけでなく、滝やトロッコ、ロープウェーと見所がある、台北市民の週末レジャーの人気スポットになっています。

★★★
★★★★
★★☆
★★
★★
台北縣烏來郷
入浴料金 :  無料
行き方 
台北駅からもバスがありますが、一番早いのは、MRT新店線の終点、新店駅前から烏來行きバスで約30分、終点の烏來停留所からそのまま坂をのぼっていったところが、温泉街になっています。
1. 2.
1: 不思議な緑色の川と、周りの山の緑が独特の風景を造っています。
2: 温泉街入口、お土産屋さんや食堂などには、タイヤル族の珍しい物が色々置いてあります。
ウーライは台湾の原住民、泰雅(タイヤル)族が住む町で、烏來という地名も、タイヤルの言葉で「温泉」という意味からきています。お土産屋には、彼らの民族衣装や定食、竹筒飯や渓魚などが売られていますが、竹筒飯はもちもちしていて日本人の口にも合うと思いました。
日帰り入浴施設も沢山あってどこにするか悩む所ですが、基本的に貸切風呂が標準で、露天風呂や大浴場のちゃんとした施設は中心地区にはあまりありません。
まずは定番スポット、無料の川沿い公共野天風呂に行く事にしました。

3. 4.
3: 温泉街の対岸に露天風呂があります。とにかくオープン、川遊びと一緒に楽しむ場所です。
4: たくさん浴槽がありましたが、ここは少し白濁して見えました。
   きれいな透明のお湯が掛け流し状態になっていたのですが、
   かなり高温でみんな入れないでいるようでした。
温泉街を抜けて、橋をわたったところの丁字路を右に曲がってすぐの所に、川岸に下りる階段があります。ちなみに、この丁字路のところから観光トロッコ列車が入っていて、手前にはおしゃれなオープンカフェ(スタバ風高級コーヒー店)と、その横にはセブンイレブンがありました。
温泉街を抜ける時に、入園料を払うという話を聞いていましたが、どこにもそういう場所はなく、結局払わないまま行けてしまいました。

すぐ川の横にある露天風呂は、お風呂を飛び出して川で泳いでいる人も多数いました。
川周辺のあちこちからお湯が湧いているので、自分で川の石で浴槽を作って入っている人も。本格的に水着で浸かる人もいれば、服のまま足湯をしたり、皆思い思いの楽しみ方をしています。

5. 6.
5: とにかく浴槽が沢山あって、川にも温かいポイントがあって、
   自分の好きな場所で楽しんでいるのが素適でした。
6: 露天へ向かう道の手摺にあった、ちょっと可愛い変形型温泉マーク。
大人気の露天風呂は、健康フリークのご年配たちと家族連れで大繁盛、みな思い思いに湯につかったり、体操したり、外に寝そべっていたり、温泉をタンクに汲んでいたりしました。皆さん飲物やお弁当持参で、ちょっとしたピクニックスポットになっているようです。

お風呂は様々な温度の浴槽があり、順次増設していったのか統一感はなく、コンクリ造だったりタイル張りだったり。それなりに掃除はしてあるようですが、人があまりにも沢山入っているせいか、あまりきれいではなかったです。また、水着に着替えるのには、だれかが日曜大工で作ったような、簡単な脱衣ブースが数個ありました。

7: 露天近くにあった川沿いのベンチにも温泉マークが!
8: 個人的にお気に入りの奥烏來温泉の宿、烏來名湯温泉会館の露天風呂。
   全く日本と同じ形式でお風呂に入れます。
9: もうひとつ烏來のお気に入りの上谷清流温泉会館
   男湯はとんでもない絶景の露天です。男性におすすめ!
7. 8. 9.

温泉は、無色透明、弱アルカリ性炭酸泉だそうですが、ここでは特に強い個性は感じませんでした(沢山人が入ってしまっているからでしょう)。普通にいいお湯で、とても入れないような高温の浴槽からやや熱い位のものまで色々ありました。(源泉は80~85℃だそうなので、熱いのにも納得です)

ちなみに、このウーライ、タイヤル族の郷土料理やダンスなどを見られる名所などもあって、ご当地ムードたっぷりですが、最近は高級スパなども出来てきて、台北郊外のリゾート地的存在になってきているように思います。とはいえ、温泉街は、名物の竹筒飯や民芸品などを売る店が並んでいて、とっても庶民的ムードたっぷり。是非この懐かしい雰囲気を残しつつ、素敵なリゾート地になっていってほしいなと思いました。 <2005.7>