蘇澳観光冷泉は、台北の南東にあって三方を山に囲まれた小さな漁港のある町蘇澳にある、公共温泉公園です。蘇澳は、台北の南東の海沿いにある小さな観光地で、日本に一番近い町だそうです(与那国島まで約110km)。その駅からすぐ500mほどのところに冷泉公園があります。 しっかりときれいな観光公園になっていて、大きな露天プールのほかに、貸切個室風呂もありこれが人気で、待ちの人がロビーにあふれていました。 何しろ沖縄よりはるか南にあって亜熱帯の台湾、日差しは強いし気温は高いので、熱い温泉は辛いですが、逆にここの冷泉はちょっと冷たくて(通常のプールより低い22℃ほど)慣れるまでは我慢が必要です。 |
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レンガ造りの正面入口、ここでチケットを買って入場します。 右は、個室風呂の待合ロビー。内湯の小部屋を貸切にできます。待ち人がいっぱいでかなり待つということで断念しました。 |
長細い形の公園は、レンガ造の不思議なプールが。プール横に並んでいる小さなシャワーブースで水着に着替えてさっそくプールへむかいます。 冷泉なので温度は22~24℃と始めは冷たく感じて恐る恐る入りましたが、炭酸泉の効果のせいか、少しすると体が慣れて逆にぽかぽかしてきます。 やや黄色い透明な炭酸水、プールの底は砂利石なのですが、あちこちからぷくぷくと炭酸の泡が湧き出ていました。足元湧出の天然泉、なんとも贅沢です。 やっぱりここでも打たせ湯が人気。おじ様たちがずらーっと並んで打たれている姿はなんともほほえましかったです。 |
右写真 : 公園入口前の屋台 | ||
オープンエアが気持ちよいプールを堪能した後は、ここの炭酸泉に砂糖を加えて出来たサイダーをどうぞ。周りの屋台で、サイダーや氷が人気でした。飲んでみたら、意外にちゃんとした炭酸濃度のサイダーでした。(炭酸は追加しているのかも)冷泉羊羹も名産だそうです。 きれいで雰囲気のよい公園の冷泉は、熱帯の台湾においてとっても気持ちよい観光ポイントだと思いました。 が、やっぱり温かいお湯もほしかった・・・沸かしてしまうとせっかくの炭酸がとんでしまうとは思いますが、温泉と冷泉の交互浴ができればいいのになーと個人的には思いました。 <2005.6> |