礁渓温泉は、台北の南東にある、大きな温泉地です。台北から1時間ちょっとの所にあり、電車は沢山出ていて、駅から温泉街は近く歩けるのでアクセスが非常によい温泉です。 大型の温泉旅館がぽつぽつと建つ中心街は、日本の古い温泉地をなんとなく思い起こさせるような町並みです。首都からも近く、湯量もあるということで旅館は100軒近くあるそうです。 温泉は、無色透明無味無臭の滑らか湯で、アルカリ性説、酸性説ありどちらか不明、リトマス試験紙持って行くんだった!泉質はナトリウム炭酸水素塩泉と聞きましたが確かではありません。とにかく強い個性はないけど、柔かくいい湯です。 ![]() |
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![]() | 駅から約500mほどのところに、公衆浴場があります。 小川に湧き出した温泉をせき止めて、その上に屋根をかけただけの簡素な公共浴場は、公園の中にあって勝手に無料で入れます。 ただし男性のみなので、こっそりのぞいただけで入れませんでした!残念!お湯は、無色透明で飲用にもなるそうです。 ここの浴室から流れ出たお湯は川に流れているので、そっちに入ってみようかと思ったのですが、汚くて断念。 この付近の川は温かかったりするのですが、やっぱり生活水と一緒になっているので、指定された場所以外の入浴は禁止されているそうです。 |
![]() | 温泉の川をせき止めているだけのつくりですが、予想外にちゃんとタイル張りになっていて脱衣棚もありました。広さも結構あったので、2つに分けて男女用にしてくれればいいのに・・・と思いました。 周りの公園は今整備中(下段左)で、温泉博物館と温泉公園が出来るそうです。 きっとその時には女性が入れる浴場もできるのでは?と今から期待です。 とにかく、整備中の様子を見ても、おしゃれ+本格的な建物が建ってきていて、雰囲気のよい公園が出来そうでした。(下段右写真) 以上、今後のニューオープンが楽しみな温泉でした。 |
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順調に工事が進んでいれば、もうオープンしているはず。早く再訪したいものです。 <2005.6> おまけ情報: 2005年末に足湯+公共浴場がオープンしたそうです。無料足湯と日本にあっても違和感ないような和風の公共風呂は、日本人設計者がいる設計事務所で造られたものだそう。木造の湯屋に、平石張りと檜の浴槽があり、もちろん男女別の内湯です。県政府の補助によって出来た施設なので、利用料金80元とリーズナブル、気軽に温泉気分を味わえます。 |