ミンピリゾートは、バリ島内に2ケ所、トゥランベンとバニュウェダンにある大型リゾートです。 そのバニュウェダンのリゾートには温泉が湧いていて、露天風呂のほか、ヴィラのタブには温泉がひかれています。 西部国立公園のすぐ横にあって広大な敷地内には、コテージ群とレストラン、スパ、プール、ダイビングセンターなどが点在しています。 マングローブの生い茂る入り江や緑の森が広がる公園など、その中を散歩するだけでバリの自然を堪能でき、またダイビングやシュノーケリング、カヤックなど、ほとんど大自然を貸しきり状態で楽しむことができる、大規模ながらゆとりのある隠れ家的リゾートです。 ![]() |
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1: ミンピリゾート入口ロビー 開かれたバリ風建築の藁葺き屋根の下にはゆったりソファと日本語本も並んだ本棚が。 2: リゾートで一番ロマンチックなレストランのテラスにて プライベート入り江は、朝・昼・夕方・夜とどの時間に見ても絵になります。 3: 入り江とマングローブ林を見渡す絶景プールにうっとり 4: こっそりとコテージ村の中にあったスパも典型的なバリ風建築でした |
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温泉は、マングローブが広がるプライベートビーチならぬ湖のような大きな入り江があり、そこに面した優雅な温泉プールが4つ、他リゾート内に緑の森と公園を見晴らすプール、コテージ近くに2つと源泉があります。 日帰りでプールに入るには、入場料50,000Rpがかかるのですが、レストランで飲食すれば無料で利用できるというので、軽くドリンクだけ飲んでプールを使った方がお得です(このレストランがまた恐ろしく眺めがよいのでお勧めです)。 |
5: 源泉横の温泉プールその1、深さは1mほどで温度は40℃ほどとかなり熱め 6: 岩をくりぬいたような穴に源泉が湧いています。 緑色に輝く岩底と湯に浮かぶプルメリアの対比が美しいです 7: コテージエリアにある温泉プール、ここは他の眺望のよいプールと違って、 熱帯の木々に囲まれた隠れ家的プールです |
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温泉は、無色透明、含硫黄の塩化物泉、源泉温度は43℃ほどです。 プールへは湯がそのままひかれているので、場所と気候によって温度が変わりますが、浴槽によって30℃~40℃ほどの差がありました。にしても、外気温30℃で直射日光も強く、その中で40℃の温泉に入るのは結構重労働です。結局温度の低いプールでちょっと泳いで、横のコテージでごろ寝して、というまったり系の施設でした。 |
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8: 公園のような広場を見下ろすプール、36℃ほどのほどよい温かさです。とにかく緑がきれい! 9: コテージはまるで1軒の家のように独立したバリ風茅葺の家屋です。 入口もちゃんと家のような門があって住んでしまいたい! 10: 本当にきれいな源泉、底からひっきりなしにぷくぷくと泡が浮かんできます |
とにかく絵になるスポットがあちこち点在している南国リゾートですが、その優雅さの割にホテルは通常のテラスルームが95US$/部屋~、温泉付ヴィラは195US$/部屋~と同じようなリゾートヴィラに比べてリーズナブルです(全51室)。やはり空港からの距離のせいかと思いますが、どうぜバカンスで数日間滞在するなら、がちゃがちゃと観光客が多いエリアよりゆったりとした時をすごせるこのリゾートはかなりオススメ、お店もお土産やも何もない田舎ですが、だからこその自然の中で本当にのんびりとできます。 ヘルシーな朝食の後、ふと温泉プールで泳いで午後は昼寝とゆったりテラスで読書、夕方から入り江のレストランで刻一刻と色をかえる自然を眺めながらゆっくりとディナー。そんなスローライフリゾートを温泉とともに体験できる、本当にバリの自然を楽しめる贅沢リゾートでした。 <2007.1> |