フエンテス ヘオルヒナス温泉は、山谷を臨む有名な野天温泉です。グアテマラ第二の都市、西南部にある高原の町、ケツァルテナンゴ(Quezaltenango)からバスでスニル(zunil)に行き、そこから山へ登っていった所にあります。 スニルの一帯は温泉地帯で、町中にも温泉が湧いていたり、ここに来る途中には、Los Banos(バーニョス、直訳でお風呂)という名前の温泉地もありました。 温泉への公共交通はなく、街中のこの教会前らへんからピックアップバンに乗って行きます。また、アティトラン湖観光の拠点になるパナハッチェルの旅行会社では、このフエンテスに数時間滞在する日帰り温泉ツアーを提供している所もあるそうです。 ![]() |
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1: 旅の拠点、ケツァルテナンゴの市場の様子。 グアテマラ第二の都市といっても、小さな町で特に見るところはありません。 2: 市場で有名なチチカステナンゴ、偶然にもお祭りをやっていました。 とにかく何でも色が鮮やかで派手です。 |
まずZunilの町で、温泉まで連れていってくれるバンを捕まえますが、大体ほっておいても向こうから声かけてくるので、値段交渉をします。20~40ケツァル(160~320円)で行けると聞いていたので、40ケツァルを30ケツァルまで値切って乗せていってもらいました。ここでもうちょっと確認をしておかなかった事を後で後悔するのですが、なんと温泉についてから、30ケツァルは片道の値段だ!とか言い出したのです。びっくりして、じゃあ帰りは自分で行くからもういい!と突っぱねたのですが、結局他に道はないのでかなり粘ったのですが往復で60払うことになりました。今思い出してもほんっと悔しい思い出です。 たまたまオフシーズンで、ピックアップが1台しかったのが悪かったのかもしれません。数台いると競争になってかなり安く値切れるそうです。また、もちろん一緒にいく人が他にいれば、それだけ安くなります。 |
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3: これがスニルの教会、この前の広場でピックアップバスを捕まえます。 4: 崖の岩から熱い湯が滴り落ちてくるので、皆崖沿いに陣取っていました。 |
バンに乗ったら、山道を車で30分弱で温泉につきました。途中の道は、簡単に舗装されていて、山を上るので眺めがよく楽しいドライブロードです。はじめのうちは畑が広がる高地をくねくねと行って、徐々に開拓されていない山に入って行きます。その頃にはいやでも秘湯ムードが漂ってきて、期待も高まってきました。 温泉は意外にもちゃんと整備されていて、宿泊用のコテージやちょっとしたBBQ場がありました。グアテマラでは、温泉とBBQはセットな事が多いようで、温泉プールで遊びつつ、お昼を食べつつといった感じで、ピクニック的にのんびりすごしていました。 |
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5: これがメインプール!緑色なのは、温泉成分なのかアオミドロなのか?? 6: 温泉入口からの眺め、かなり標高は高そうです。 7: 段差を付けて、3つの浴槽があって、徐々に下のプールに湯が流れるようになっていました。 |
ヘオヒナス温泉には、崖の下の大きなプールと、そこから湯が流れていく下の小さなプールが2つ、着替え小屋とちょっとした食堂がありました。 着替え小屋内は、ちょぼちょぼと水が出るシャワーが1つだけ、着替え用のブースが5つほどあります。正直言って小屋は結構汚いです。できれば水着を洋服の下に着ておいて、外でさっさと着替えられる準備をしておくか、ぬらしてよいビーチサンダルのような履物+汚していい敷物(新聞紙とか)を用意しておくといいと思います。 |
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